四国でも業務委託という働き方を浸透させたい!littleで叶う自由で有意義な美容師ライフ

2021年11月5日(金曜日)
業務委託サロンlittleは全国で店舗展開を行っていますが、徳島・愛媛といった四国エリアでも店舗が増え始め、注目されています。仕掛け人となったのは、東京の有名ブランドサロンで10年のキャリアを積み、UターンしてlittleのFCオーナーとなった勘場恭平(かんばきょうへい)さん。美容師以外にも仕事をもち、多様な働き方が実現できる業務委託。地方で働く美容師さんが自分の時間を大切にしながらより豊かになることができる可能性について伺いました。

自分の時間を有意義に使えるのが業務委託の働き方

高校卒業後は東京の大学に通いながら美容学校の通信コースで美容師免許を取りました。僕の実家は徳島県で美容室を経営しているため、「継いでほしい」とは言われていました。なぜ大学に通いながらだったかというと、美容師以外にも自分の中の視野を広げたかったからです。

大学を卒業後、東京の有名サロンに就職し、10年務め、31歳のときに地元の徳島に帰ってきました。父の経営するサロンは教育型のレギュラーサロンで、僕もそこで働くことになりました。

東京では、美容師としてあまりに忙しい毎日を送っていて物事をじっくり考える暇もなかったのですが、徳島に帰ってきて、いろいろと考えるようになりました。例えば、視野を広げようと大学にも通ったものの10年間美容師一筋で働いていると、美容のこと以外はよくわからないんです。社会はものすごいスピードで変化しているのに、自分の考え方は変わっていないことに危機感を感じ、美容師以外の力をつけるために自分の時間とお金を投資していろいろと勉強を始めました。

そんな生活の中で気がついたのが「自分の時間を有意義に使いたい」ということでした。美容師は素晴らしい仕事だし、もちろんそれ1本でやっていくのもいいのですが、時間を上手に使えば、他の仕事ややりたいことと両立できる可能性もあるかもしれない。なので、さまざまな志を持つ美容師が自由に働くことを主眼に業務委託サロンを運営するlittleの考え方にはすごく共感しました。

四国にも業務委託という働き方を浸透させたい、その理由とは?

徳島は東京をはじめとした首都圏と比べると業務委託サロンはまだまだ少ないんです。

美容師が独立開業する際によくあるのが、若いときには正社員として美容室で働き、ある程度の年齢になったら自宅を建てる際に自分がオーナーとなる美容室を同じ建物に作るというもの。土地代があまりかからない地方だからこそのやり方です。仕事と住まいが密着していますし、ついてきてくれるお客さまがいるのなら良いことのように思うのですが、僕にはそれが自分で逃げ場をなくしているように見えてしまったんです。というのも、今は自分が働いて売上を上げればいいかもしれませんが、これから先何十年もお客さまが来店し続けてくれるかもわかりませんし、体調を崩したらサロンワークすることも難しくなってしまう。

こうした地方ならではの働き方に一石を投じるのが、業務委託という働き方だと思うんです。それにはまず、徳島を始め四国で働く美容師さんに「こんな自由な働き方もあるんだ」ということを知ってほしい。

徳島のlittle第1店舗目は僕がFCオーナーで、自社と業務提携という形を取っています。

働いているスタッフはもちろん美容師1本でやっている人もいますが、You Tubeの動画を撮っている人やプログラマーとしても働いている人もいます。You Tubeは編集にも時間がかかるので、自由な働き方で時間が確保できることが大事なんですよね。こうして、美容師として働いている以外にも、自分の時間を有意義に使うことで、そちらからも収入を得ることができるだけでなく、将来が変わってくるんじゃないかと考えています。

地方だからこそ、自分のお金と時間を大事にできる

僕自身も今は、週の半分はサロンワーク、あと半分は財務など経営に関わる仕事をしています。最近は経営に割く時間が多く、あまりサロンワークの時間も取れないんです。というのも、11月には徳島で3店舗目となるlittleがオープン予定です。ちなみに愛媛県の松山市にも先日新しい店舗をオープンしています。

店舗は、徳島県の中でも主要な地域、人工が増えている地域、県外から引っ越してきた人が多く人口の流れが速いところなどを狙って出店しています。

店舗拡大はもちろん考えていて、理想は、自由な働き方があるというのを知った美容師さんたちがlittleで働きたいと言って集まってくれ、収まりきらなくなって店舗を増やしていくようになること。

現在スタッフは徳島もしくは四国出身の人がほとんどです。地元の人が働きやすい環境というのは大事にしていますね。技術面では東京との差異はほとんど感じませんが、メンタルの違いはだいぶ感じます。東京は刺激的で楽しい街ですが、お金を使うことがすごく多い。家賃も物価も高いですしね。それに比べると徳島の家賃は東京のおよそ半分。自分に使えるお金と時間がぐっと増えます。僕もこちらに帰ってきて生活のしやすさはものすごく感じています。なので、都市部で働いていて、ちょっとその働き方に疲れてしまったという人にも、いいかもしれません。

littleだから、四国だから得られる、FCオーナーのメリット

1店舗目は、3年ほど前に開業したのですが、自社の直営サロンをlittleに改装した店舗だったので、当初お客さまに認知が広がらず苦労したんです。徳島県は全体的にサロンの価格帯が安価。さらに、業務委託サロンはレギュラーサロンよりも安価なのが一般的なので、他のサロンのメニューと価格を徹底的に調べて、それより30%ほど安く見える価格に設定しました。集客サイトなどへの打ち出しの効果もあり、1年で自社の直営サロンの倍の売上を出すことに成功。安価に設定していた価格帯も、予約がパツパツに埋まるようになってから上げていきました。

あまたあるFCの業務委託サロンの中からlittleで良かったと思うのはすごく手厚いフォローがあること。メニューは自由に決められるのですが、FCサロン店舗も直営サロンのような手厚さで見てくれるんです。

四国でFCオーナーになることのメリットの一つはなんといっても移動のしやすさ。車で県をまたいだ行き来が簡単にできて便利です。

今は、僕自身が徳島に帰ってきたからこそ得られた気づき――「自分の時間を有意義に使う」というのを、ぜひ四国で働く美容師さんに共感してもらい、多様な働き方、選択肢があるということを知ってもらいたいです。

littleで働いているスタッフは、「お客さまの髪を切り、喜んでもらう」という点は共通していますが、それ以外の目的意識は人それぞれで、居心地良く働いています。視野の広さが良好な人間関係を築き上げているんでしょうね。
プロフィール
(株)ヴィーヴル取締役/little FCオーナー
勘場 恭平(かんば きょうへい)
東京の大学に通いながら山野美容専門学校の通信課程で美容師免許を取得。都内の有名サロンで10年勤務したのちに出身地である徳島にUターン。実父が経営する美容室の取締役として直営サロンの運営に携わりながら、2018年にlittleのFC店舗を四国で初めてオープン。2021年11月には4店舗目となるlittle kitasako by BIVREをオープン。
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