入社2年でアシスタントから副店長へ!札幌でキャリアを磨くLIENA松原由依さん
2021年9月1日(水曜日)
全国に60店舗のヘアサロンを展開するlittle。札幌駅から徒歩1分の場所にある『LIENA』で副店長を勤める松原由依さんはアシスタントでlittleに入社し、その後デビュー。瞬く間に売れっ子スタイリストになった人物。現在は副店長をしながら店長を嘱望されています。松原さんは、どのように売れっ子スタイリストになったのでしょうか。アシスタント時代の努力や、現在の働きがいについて伺いました。
当時、私はリトル札幌駅前店の店長の専属アシスタントだったんです。なので、練習もその方に見てもらっていたのですが、店長が不在のときは他の先輩に頼むこともありました。これは、業務委託サロンのあるあるなのですが、littleもいろいろなバックグラウンドを持つ美容師さんが集まるサロンなので、技術も人それぞれなんです。逆に言えば、いろいろな技術に触れられるチャンスでもあるので、その中から自分にあった方法を取り入れていくのがいいと思います。今は、little自体にアシスタントが増えたこともあって、一貫した教育を受けられるカリキュラムが整備されています。
そこで仲良くなると、多いときで月10人くらいはモデルさんになってくれました。不思議なことに、お酒の場で仲良くなったモデルさんは、私がデビューするときも、「今度はちゃんとお金を払って来るからね」と、そのまま指名のお客さまになっていただけることが本当に多かったです。
私は入社から1年半ほどでデビューしたのですが、実は、人見知りで人と話すのが苦手なタイプなんです。でも、このアシスタント時代の経験で、サロン以外の場で人と接することがすごく増えて、コミュニケーションの取り方を自然と学べたんだと思います。それが接客に繋がって、最初はフリーで来ていただいたお客さまが2回目、3回目とリピートしてくださるようになったのかな、と考えています。
littleに入社してから現在は3店舗目。今働いているLIENAは、実は各店の副店長を経験した人ばかりが集まって働いているお店なんです。私より先輩のスタイリストさんがたくさんいる中で、またしても副店長という大役を務めるのは、正直とってもプレッシャーがありました。でも、実際にやってみると、思ったほど大変なことはまったくありませんでした。スタイリスト一人ひとりの良いところを見つけて、お店作りにどう活かすかを考えるのはすごく楽しいです。
それに、LIENAで先輩たちと一緒に働いていると、接客やお客さまへの気遣いが徹底していて、本当に勉強になるんです。
LIENAにはアシスタントはいないので、土日など忙しい日は大変なこともあるのですが、スタイリスト同士でヘルプし合っています。こうしてお客さまにとって何が一番かを考えて、スムーズにヘルプしあえるのも、モチベーションの高いスタッフが集まっているからだと思います。(取材当時。4月からはアシスタントが入社。)
前の店舗の時から数えると、今は副店長として3年目。本当にお客さまのことを真剣に思って働いているスタッフに囲まれている今だからこそ、その接客の仕方や技術を学んでこれからの自分のキャリアに活かせていけたらいいな、と考えています。
女性としてのライフプランを考えて正社員を選択
札幌の美容学校を卒業したあと、レギュラーサロンに就職し、アシスタントの状態でlittleに入社しました。littleは、正社員と業務委託かを選べるハイブリッド型のサロン。実は、入社したての頃は社員と業務委託の違いもよくわかっていなくて。途中で変えることもできるのですが、女性としてのライフプランのことを考えて、アシスタント時代からずっと、正社員として働いています。当時、私はリトル札幌駅前店の店長の専属アシスタントだったんです。なので、練習もその方に見てもらっていたのですが、店長が不在のときは他の先輩に頼むこともありました。これは、業務委託サロンのあるあるなのですが、littleもいろいろなバックグラウンドを持つ美容師さんが集まるサロンなので、技術も人それぞれなんです。逆に言えば、いろいろな技術に触れられるチャンスでもあるので、その中から自分にあった方法を取り入れていくのがいいと思います。今は、little自体にアシスタントが増えたこともあって、一貫した教育を受けられるカリキュラムが整備されています。
モデハンは飲みの場で!? 意外だけど指名に繋がる効果的なモデハンの方法
練習するためには、モデルさん探しをしなければいけませんよね。私がついていた店長によく言われたのが「練習もいいけど、外に飲みに行きなさい」ということ。街中でモデハンするのではなく、飲みに行ったお店で仲良くなったお客さんにモデルになってもらうんです。当時はInstagramもやっていなかったので、店長の言うとおり、営業後の練習を早めに切り上げて人の集まる場所によく飲みに行っていました。そこで仲良くなると、多いときで月10人くらいはモデルさんになってくれました。不思議なことに、お酒の場で仲良くなったモデルさんは、私がデビューするときも、「今度はちゃんとお金を払って来るからね」と、そのまま指名のお客さまになっていただけることが本当に多かったです。
私は入社から1年半ほどでデビューしたのですが、実は、人見知りで人と話すのが苦手なタイプなんです。でも、このアシスタント時代の経験で、サロン以外の場で人と接することがすごく増えて、コミュニケーションの取り方を自然と学べたんだと思います。それが接客に繋がって、最初はフリーで来ていただいたお客さまが2回目、3回目とリピートしてくださるようになったのかな、と考えています。
2年目で副店長に抜擢! モチベーションになったのは美容師としての指名の数
私が副店長になったのは入社して2年目の頃、24歳の時なのですが、最初は「私には無理です」と何度も断っていたんです。もともと役職に就きたいという願望もありませんでしたし、人を引っ張っていくタイプでもないので……。それでも副店長になったのは、「自分にはお客さまがたくさんついているから大丈夫!」という美容師としての自信があったからなんです。というのも、私はデビューする時に、店長から「デビュー初月で100人指名のお客さまを担当する」という条件を課せられていたんです。それをなんとか達成してその後指名率も上がっていったので、それを糧にして副店長という役職に就いた形です。littleに入社してから現在は3店舗目。今働いているLIENAは、実は各店の副店長を経験した人ばかりが集まって働いているお店なんです。私より先輩のスタイリストさんがたくさんいる中で、またしても副店長という大役を務めるのは、正直とってもプレッシャーがありました。でも、実際にやってみると、思ったほど大変なことはまったくありませんでした。スタイリスト一人ひとりの良いところを見つけて、お店作りにどう活かすかを考えるのはすごく楽しいです。
それに、LIENAで先輩たちと一緒に働いていると、接客やお客さまへの気遣いが徹底していて、本当に勉強になるんです。
LIENAにはアシスタントはいないので、土日など忙しい日は大変なこともあるのですが、スタイリスト同士でヘルプし合っています。こうしてお客さまにとって何が一番かを考えて、スムーズにヘルプしあえるのも、モチベーションの高いスタッフが集まっているからだと思います。(取材当時。4月からはアシスタントが入社。)
前の店舗の時から数えると、今は副店長として3年目。本当にお客さまのことを真剣に思って働いているスタッフに囲まれている今だからこそ、その接客の仕方や技術を学んでこれからの自分のキャリアに活かせていけたらいいな、と考えています。
プロフィール
LIENA/副店長 松原 由依(まつばら ゆい)
北海道出身。北海道理容美容専門学校卒業。札幌で1店舗でのアシスタント経験を経て littleに正社員として入社。その後1年半でデビュー。瞬く間に売れっ子スタイリストとなり多くの指名客を抱え、2年目でlico×little札幌駅前店の副店長に抜擢。その後、LIENAでも副店長を務める。
LIENA/副店長 松原 由依(まつばら ゆい)